文全協の活動

総会・大会 各種講演会

1年に1回、6月頃に総・大会を開催します。金曜日に全国委員会と総会、土曜日には現地見学会、そして日曜日に大会(講演や報告)という日程が定着しています。2022年は東京で開催しました。
新たな遺跡の発見からわかる歴史の真実、そして破壊の危機に瀕する遺跡の数々・・・。全国各地にたくさんの遺跡があり、地域固有の歴史を雄弁に語っています。そんな遺跡が語る豊かな歴史を解き明かす講演会や講座を全国各地で開催しています。

遺跡の見学会

大会時に行われる現地見学会のほか、2泊3日前後でおこなう見学会が大好評です。全国の有名なあの遺跡はもちろん、個人では行けない文全協ならではのめずらしい遺跡を存分に回ります。文全協が誇る講師陣や現地の研究者が案内します。
写真は「文全協見学会~神在月の古代出雲へ~」(2019年)の様子

遺跡を守る運動

各地で行われている発掘調査。すばらしい発見が相次ぐ一方で、ほとんどの遺跡は発掘調査後には壊されてしまう危機にあります。全国的な話題を集めるすばらしい遺跡、地域の固有の歴史を語る身近な遺跡・・・。そんな貴重な遺跡を守る運動をしています。
現在取り組んでいる保存運動については「お知らせ」ページをご覧ください。


文全協ニュース・機関誌

文全協の活動や全国の遺跡の情報を速報する機関紙「文全協ニュース」(年4回)、遺跡や文化財に関する論考を収録した機関誌『明日への文化財』(年2回)を発行します。もちろん、会員の方には無料で郵送します。
 ⇒文全協ニュースのページ
 ⇒明日への文化財のページ

文全協による要望・声明

文全協は日本全国の文化遺産・歴史的景観並びに文化的景観の保護のために活動しています。遺跡など埋蔵文化材の保存はもちろん、広く文化・平和・教育を守るために要望書や声明を各方面に提出しています。これまでに提出した要望や声明を紹介します。 ⇒文全協による要望・声明へ

和島誠一賞の授与

20世紀後半に、市民とともに考古学を研究し、広く遺跡保存と歴史的環境の保存運動を先駆的におこなった和島誠一氏の活動にちなんでつくられた賞。個人賞と団体賞を贈ります。
過去の和島誠一賞の受賞者を紹介します。 ⇒和島誠一賞の紹介へ

これまでの文全協大会のテーマ一覧

2023年 第53回 京都大会「都市遺跡を未来につなぐ-遺跡の上で暮らすために-」⇒ニュース
2022年 第52回 東京大会「東日本の世界文化遺産の現状と課題」⇒ニュース
2021年 第51回 結成50周年記念大阪大会 「世界遺産と文化財保護の今日的課題」⇒ニュースへ
2020年 第51回 結成50周年記念大阪大会 「世界遺産と文化財保護の今日的課題」(延期)
2019年 第50回 沼津大会 「駿河・伊豆の初期古墳の保存と活用-高尾山古墳の保存と活用を通して-」
2018年 第49回 西宮大会 「都市開発と環境-自然と文化遺産を生かす-」
2017年 第48回 新潟大会 「次代に引き継ぐ文化財保存運動」
2016年 第47回 佐賀大会 「弥生時代の集落遺跡と遺跡群の保存・活用-北部九州の弥生遺跡を世界遺産に-」
2015年 第46回 湘南茅ヶ崎大会 「古代官衙の保存とまちづくり-史跡を活かしてまちを元気にする-」
2014年 第45回 奈良大会 「史跡の公開・活用と史跡整備」
2013年 第44回 山梨大会 「史跡整備と世界遺産」
2012年 第43回 岡山大会 「伝統的建造物群の保存とまちづくり~歴史的景観とくらしの調和を考える~」
2011年 第42回 群馬大会 「豪族居館と古墳群の整備―三ツ寺Ⅰ遺跡発掘から30年」
2010年 第41回 鞆大会 「文化財景観と開発見直し」
2009年 第40回 40回記念京都大会 「都市遺跡の調査と保存・活用・整備」
2008年 第39回 埼玉大会 「文化財保護行政の広域化と文化財の未来」
2007年 第38回 三重大会 「広域遺跡の調査と活用活用-文化財を活かした町づくり-」
2006年 第37回 千葉大会 「千葉に密集する貝塚群の保存と活用」
2005年 第36回 堺大会 「文化財保存運動の回顧と展望」
2004年 第35回 八王子大会 「地域の自然遺産と文化遺産の保存と活用」
2003年 第34回 奈良大会 「日本の世界遺産と奈良」
2002年 第33回 小山大会 「遺跡の保存と歴史学習」
2001年 第32回 佐賀大会 「史跡保存整備の実態と課題」
2000年 第31回 米子大会 「「行革」と地域の文化財保存-文化財の2000年問題」
1999年 第30回 大分大会 「21世紀への史跡の保存と活用」
1998年 第29回 新潟大会 「市民のための文化財保存-21世紀への展望-」
1997年 第28回 瀬戸大会 「里山のいまとみらい-海上の森を自然と文化財の博物館に」
1996年 第27回 神戸大会 「災害と文化財の未来」
1995年 第26回 25周年記念横浜大会 「遺跡保存の40年」
1994年 第25回 大阪大会 「遺跡保存とまちづくり」
1993年 第24回 佐賀大会 「史跡の保存と活用」
1992年 第23回 諏訪大会 「リゾート開発と文化財保存」
1991年 第22回 松山大会 「古代・中世の館と城の保存と活用」
1990年 第21回 益田大会 「古代・中世の館と城の保存と活用」
1989年 第20回 20回記念東京大会 「人類の未来と文化財保護」
1988年 第19回 奈良大会 「広域開発と文化財保存-歴史的環境の保全と活用」
1987年 第18回 山梨大会 「地域の活性化と文化財保存」
1986年 第17回 滋賀大会 「文化財と自然を生かした地域づくり」
1985年 第16回 長野大会 「新段階をむかえた国土破壊と文化財」
1984年 第15回 浜松大会 「文化財と自然環境を守る」
1983年 第14回 狭山丘陵大会 「自然と文化財を守るために」
1982年 第13回 北九州大会 「文化財を守るシンポジウム1982」
1981年 第12回 伊丹大会 「文化財を守るシンポジウム1981」
1980年 第11回 10周年記念横浜大会 「文化財を守るシンポジウム1980」
1979年 第10回 大阪大会 「文化財を守るシンポジウム1979」
1978年 第9回 東京大会 「文化財を守るシンポジウム1978」
1977年 第8回 京都大会 「文化財を守るシンポジウム」
1976年 第7回 東京大会
1975年 第6回 奈良大会
1974年 第5回 三重大会
1973年 第4回 東京大会
1972年 第3回 東京大会
1971年 第2回 大阪大会
1970年 第1回 結成大会

文全協の見学会

2023年 北信濃の文化遺産を歩く(中止)
2022年 淡路・徳島の文化遺産を巡る⇒ニュース
2021年 中止
2020年 千葉県安房嶺岡牧を歩く(中止)
2019年 神在月の古代出雲へ
2018年 2018夏の福島遺跡見学会
2017年 広島 史跡と考古の旅
2016年 常陸風土記の世界を歩く
2015年 周防・長門 遺跡の旅
2014年 信州・歴史遺産の旅
2013年 中国・西安 遺跡の旅
2012年 夏の岩手文化遺産の旅
2011年 韓国南部・考古の旅
2010年 秋田考古の旅
2009年 佐渡の旅
2008年 「壱岐・対馬」考古の旅
2007年 道東・考古の旅
2006年 丹後・但馬の遺跡巡り
2005年 春の南房総文化遺跡見学会
2004年 近江湖北の古墳・城・観音巡り
2003年 長野県東部地域
2002年 福井県嶺南地域
2001年 東濃の遺跡巡り
2000年 富山県
1999年 宮城県
1998年 阿波遺跡巡り
1997年 出雲・西伯耆の遺跡巡り
1996年 福島県内の古墳見学
1995年 青森の遺跡巡り
1994年 能登・加賀の遺跡巡り
1993年 岡山県備中路見学会
1992年 北伊勢・西美濃見学会
1991年 泉州・「紀」の国の遺跡めぐり
1990年 北部九州弥生・古墳の旅
1989年 越後信濃川水系の遺跡探訪
1988年 伊勢路見学会
1987年 但馬・丹後の見学会
1986年 出雲の見学会
1985年 播磨路の見学会
1984年 渥美・知多・瀬戸の遺跡見学旅行
1983年 岩手の遺跡見学旅行
1982年 越前の遺跡見学会
1981年 吉備東部の遺跡めぐり
1980年 下野の遺跡見学会
1979年 山形の遺跡見学会
1978年 信濃路の遺跡めぐり
1977年 近江路の文化財見学会
1976年 畿内の「陵墓」古墳見学会