『明日への文化財』は、文全協の機関誌です。1970年の結成時から『文化財を守るために』として刊行され、1991年の第30号から『明日への文化財』と改題しました。全国の文化財保存運動の情勢や問題点、大会・シンポジウムの内容などについて、広くみなさんに紹介し、ともに学んで、文化財を未来への指針として活かすための運動を進めていきたいと考えています。会員の方に、年2回お送りしています。
『明日への文化財』(定価:1冊500円 送料別)の購入を希望される方は、事務局までご連絡ください。なお、ご連絡の際は、送付先の住所・氏名・電話番号、購入を希望される号数・冊数をご明記ください。
文化財保存全国協議会 事務局
〒631-0035 奈良市学園中4丁目540-10 エクセルハイツ第2学園前112号 入江正則方
TEL・FAX:0742-93-6408(金曜日の19時~21時のみ)
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明日への文化財 91号 2024年7月発行
特集 生産遺跡の保存と整備
古代の生産遺跡と史跡整備 小笠原 好彦
旧石器、縄文時代の石器生産遺跡 大竹 憲昭
弥生時代青銅器生産遺跡の保存と整備 清水 邦彦
埴輪生産遺跡 橋本 博文
製塩遺跡の保存と整備 岩﨑 郁実
古代製鉄遺跡の保存・整備・活用
-滋賀県の製鉄遺跡を中心に- 大道 和人
古代の瓦生産遺跡の保存と整備
-史跡宗吉瓦窯跡を中心に- 塩冶 琢磨
日本磁器発祥の地
有田における窯業関連遺跡の保存と整備 村上 伸之
【本の紹介】
小野昭著『ドナウの考古学』 勅使河原 彰
【追悼】
先輩・石部正志さんを偲ぶ 鈴木 重治
白谷朋世さんと陵墓研究 松田 度
【口絵解説】
瀬戸内の製塩遺跡 岩﨑 郁実
明日への文化財 90号 2024年1月発行
特集 都市遺跡の保存をめぐって
特集について 編集委員会
遺跡の上で暮らす-歴史都市京都における
近現代遺跡の保存と活用を中心に- 木立 雅朗
京都における歴史的景観の保全
-その原動力は市民の不断の取り組みと熱意- 中島 晃
京都における文化遺産の観光資源化と保全をめぐって
-インバウンド・バブルとコロナ禍を超えて- 中井 治郎
京都市の埋蔵文化財保護と行政指導
-元財団法人京都市埋蔵文化財研究所職員による視点-
鈴木 久男
松本城と城下町の保存と整備 竹内 靖長
水無瀬離宮跡を未来に 前川 佳代
尾道遺跡の保存と活用―日本遺産を活かした取組 西井 亨
沖縄の文化財と古都首里の遺跡をめぐる保存・活用について
當眞 嗣一
【本の紹介】
田中義昭氏著『地域再生と考古学』 朝井 琢也
【追悼】
浜田博生さんのことごと 小笠原好彦
【第24回和島誠一賞】 事務局
【口絵解説】
明日への文化財 89号 2023年7月発行
特集 文化財保存活用地域計画をめぐって
特集について 編集委員会
地域計画と新たな文化財保護 坂井 秀弥
都道府県の文化財保存活用大綱について
ー北海道・東北を中心にー 長沼 孝
市町村による文化財保存活用地域計画の作成意義
~神奈川県伊勢原市の事例から~ 立花 実
歴史文化を守り、つなぎ、ひろげ、織りなす
ー『勝山市文化財保存活用地域計画』作成とその目的・課題ー
松村 英之
丹後国与謝野町文化財保存活用地域計画 加藤 晴彦
久留米市文化財保存活用地域計画について 神保 公久
【連載講座】
海外の博物館 第4回 海外の地域博物館
ードイツのハイマート・ムゼーウムを主にー 橋本 博文
【本の紹介】
和島誠一著『日本考古学の発達と科学的精神』 菊地 真
【口絵解説】
トンネル工法で保存された北海道森町鷲ノ木遺跡 長沼 孝
明日への文化財 88号 2023年1月発行
特集 東日本の世界文化遺産の現状と課題
特集について 編集委員会
世界文化遺産:北海道・北東北の縄文遺跡群 菊池 徹夫
縄文遺跡の保存と活用-岩手県御所野遺跡- 高田 和徳
東京都西東京市 下野谷遺跡の保存と活用 亀田 直美
『佐渡島の金山』世界遺産登録をめぐって 橋本 博文
「文明・文化をめぐる対話」か「歴史戦」か
「佐渡島の金山」の世界遺産推薦をめぐって 毛利 和雄
東京都港区 高輪築堤跡の保存運動 菊池 誠一・菊池 久
【本の紹介】
縄文里山づくり 御所野遺跡の縄文体験 勅使河原 彰
【WEB紹介】
小規模ミュージアムネットワークの紹介 高田 みちよ
【各地から】
鳥羽市震洋基地について 村上 喜雄・岩脇 彰
【第23回和島誠一賞】 事務局
【追悼】
大塚初重先生を偲ぶ 佐々木 憲一
明日への文化財 87号 2022年7月発行
【明日への扉】
キリシタン大名大友宗麟の二つの都市 神戸 輝夫
特集 近世城郭の保存と整備
近世城郭の保存・整備・復元 中井 均
駿府城跡・駿府城内遺跡の保存と整備 松下 高之
攻める!国史跡米子城跡 ~知り守りつなぐために~ 濵野 浩美
史跡岡山城跡の保存と整備 乗岡 実
熊本城 ~平成28年熊本地震からの復旧~ 増田 直人
難航する名古屋城の天守木造化事業
-ジャーナリストの目から見た近世城郭の保存と整備- 毛利 和雄
廃城との出会い 澤宮 優
【本の紹介】
中井 均 著『新編日本の城』 小貫 充
【WEB紹介】
姫路市立城郭研究室ホームページの紹介 小柴 治子
【陵墓問題】
大仙古墳の二回の限定公開に参加して 橋本 博文
【和島誠一氏没後50年に寄せて】
和島誠一没後五〇年 勅使河原 彰
【口絵解説】
地震被害から復旧中の熊本城 増田 直人
明日への文化財 86号 2022年1月発行
50周年記念大阪大会特集について 『明日への文化財』編集委員会
50周年記念大阪大会特集
【記念講演】
聖武朝難波宮の発掘成果と今日的課題
―内裏前殿の性格と復元をめぐって― 小笠原 好彦
巨大古墳造営の論理 下垣 仁志
【大会報告】
「陵墓問題と陵墓公開活動の成果」から 白谷 朋世
世界遺産の意義と課題 岡村 勝行
2018年の「改正」文化財保護法をめぐる諸問題 禰冝田 佳男
災害と文化財 澤田 秀実
【特集によせて】
文全協によるWEBサイトの活用 木村 英祐
戦後日本と文化財「二度目」の画期に寄せて
― 文全協五〇周年記念大会に参加して 鈴木 健吾
【本の紹介】
『文化財としての「陵墓」と世界遺産
―「陵墓限定公開」40周年記念シンポジウム』 久世 仁士
【史跡紹介】
安満遺跡公園 鐘ヶ江 一朗
【連載講座】
海外の博物館 第3回 海外の大学博物館 橋本 博文
【口絵解説】
史跡 難波宮跡 積山 洋
【第22回和島誠一賞】 事務局
明日への文化財 85号 2021年7月発行
【明日への扉】
栃木でも桜は咲いたが 松島 隆裕
特集 コロナ禍のもとでの文化財
コロナ禍の博物館への影響とその対策 橋本 博文
岡山県内における、コロナ禍の文化財保護 岡嶋 隆司
コロナ禍における美浦村文化財センターの取り組み 馬場 信子
コロナ禍のもとでの博物館活動 新潟市歴史博物館の場合 小林 隆幸
コロナ禍のもとでの博物館活動
― 大阪府立近つ飛鳥博物館の事例 ― 市村 慎太郎
コロナ禍による民俗文化財への影響─和歌山県の事例 蘇理 剛志
コロナ禍の大学教育と考古学:東京都立大学の事例紹介 岩瀬 彬
第二特集 歴史的に見た感染症と社会
縄文時代に感染症の大流行はあったのか 勅使河原 彰
聖武天皇の都城の造営と天然痘 小笠原 好彦
【本の紹介】
小野昭 著『ビジュアル版 考古学ガイドブック』 藤森 英二
【WEBページの紹介】
様々な文化財情報を検索できる「全国遺跡報告総覧」 高田 祐一
【博物館の紹介】
尼崎市立歴史博物館 桃谷 和則
【陵墓問題】
ウワナベ古墳の限定公開から見えてくるもの 白谷 朋世
【各地から】
「御領の古代ロマンを蘇らせる会」の活動と御領古墳群 端本 てる子
【口絵解説】
消滅が危ぶまれる二つの遺跡 岡嶋 隆司
- 明日への文化財 84号 2021年1月発行
- 【明日への扉】
古都奈良は今 小宮 みち江
特集 文化財保護法改定-その後-
改訂された文化財保護法-その背景と特質- 小野 昭
観光行政と保存前提の文化財ツーリズムの推奨 鈴木 重治
人しれず失われゆく遺跡 ―自然湮滅の危機に
直面する岡山県の二遺跡から― 野崎 貴博
新潟県文化財保存活用大綱の策定とその意義 渡邊 裕之
新潟県妙高市で進む歴史文化保存活用計画の策定 佐藤 慎
小規模自治体の文化財保護法の改正
―宮城県富谷市の場合― 清水 勇希
「王寺町文化財保存活用地域計画」を作成してみて 岡島 永昌
兵庫県赤穂市における文化財保護と活用 荒木 幸治
大分県杵築市における文化財保存とこれから 吉田 和彦(仲 和彦)
コラム 文化財保護法とは 小貫 充
【本の紹介】
岩城卓二 高木博志 著『博物館と文化財の危機』 岡本 洸聖
【WEBページの紹介】
「全国子ども考古学教室」 佐古 和枝
【口絵解説】
兵庫県赤穂市の史跡 荒木 幸治
【史跡紹介】
史跡西南戦争遺跡 美濃口 雅朗
【第21回和島誠一賞】 事務局
- 明日への文化財 83号 2020年7月発行
- 【明日への扉】
博物館・文化財の危機と再開に向けて 菊地 真
特集 陵墓の今、これから
陵墓問題を語り合おう 新納 泉
「新方針」の下での陵墓公開の成果と課題 白谷 朋世
宮内庁の天皇陵墓籍の「隠れた部分」に挑む情報公開裁判の報告
徳井 義幸・阪口 德雄
世界遺産を活かす ~古市古墳群の場合~ 細見 克
陵墓を守るのは誰か -奈良県桜井市箸中地区の事例から- 松田 度
世界文化遺産と自然保護
-モン・サン・ミッシェルに見る文化遺産と自然の共存- 久末 弥生
「陵墓限定公開」の経過 宮川 徏
コラム1.陵墓とは 小貫 充
2.世界遺産の今、これから 松田 度
【本の紹介】
今尾文昭 著『天皇陵古墳を歩く』 野尻 幸男
【史跡紹介】
愛知県 志段味古墳群の調査・整備・活用 深谷 淳
【各地から】
文化財保存新潟県協議会の活動 文化財保存新潟県協議会事務局
ベトナム世界遺産を訪ねて-短歌 加藤 とも
【連載】
海外の博物館 第2回 橋本 博文
- 明日への文化財 82号 2020年1月発行
- 【明日への扉】
ドイツ・マインツの文化財保存 川上真紀子
特集 古代の山城・城柵の保存と整備
古代の山城と城柵遺跡 小笠原好彦
各地から
胆沢城跡の保存と整備 高橋 千晶
郡山遺跡の保存と整備 長島 榮一
秋田県払田柵跡の調査・整備・活用 吉川耕太郎
屋嶋城跡の保存と整備 山元 敏裕
大宰府周辺の古代山城の調査・研究と整備 小鹿野 亮
史跡鞠智城跡の保存、整備と活用 村﨑 孝宏
【本の紹介】
都出比呂志 著『古墳時代に魅せられて』 白谷 朋世
【史跡紹介】
兵庫県 史跡五斗長垣内遺跡 伊藤 宏幸
【各地から】
寝屋川の歴史と文化を考える会
寝屋川の歴史と文化を考える会 世話人会
【連載】
海外の博物館 第1回 橋本 博文
【第20回和島誠一賞】
事務局
【会員の投稿】
長江流域の長沙・荊州・武漢を訪ねる 中村 征夫
- 明日への文化財 81号 2019年7月発行
- 【明日への扉】
未来に向けた博物館の教育力 鈴木重治
特集 文化財と博物館
海外の博物館から見た日本の博物館 橋本博文
この国の短絡的教育政策が博物館を破壊する 後藤祥夫
弥生文化博物館その後 久世仁士
徳島市立考古資料館の取り組みの成果と課題・展望について 村田昌也
特集 文化財と博物館 各地から
福島県文化財センター白河館 本間 宏
若狭三方縄文博物館 小島秀彰
国史跡 心合寺山古墳と
八尾市立しおんじやま古墳学習館 福田和浩
みよし風土記の丘ミュージアム 西村直城
八代市立博物館未来の森ミュージアム 鳥津亮二
コラム 法律が定める「博物館」 松田 度
「館キャラ」って知ってますか? 小貫 充
【各地から】
明治大学博物館友の会の活動 明治大学博物館友の会
【史跡紹介】
三重県 久留倍官衙遺跡 川崎志乃
【書評】
宮川徏 著『よみがえる百舌鳥古墳群』 樽野美千代
【連載講座】
古代寺院と歴史 第7回 小笠原好彦
【追悼】
直木孝次郎先生を偲ぶ 中尾芳治
【口絵解説】
小牧野遺跡 児玉大成
- 明日への文化財 80号 2019年1月発行
- 【明日への扉】
文化財保護の意識と災害 新納 泉
特集 文化財と法律・裁判
文化財保護法2018年改定について 椎名慎太郎
文化財保護法の改定と市町村 杉本 宏
文化財と法律ーフランス・リモージュ市に見る持続可能な文化財保護ー
久末弥生
住民の「まちづくり権」
ー西宮市高塚山開発差止め訴訟についてー 針原祥次
「吉野ヶ里メガソーラー発電所の移転を
求める佐賀県住民」に関わって 池永 修
本の紹介 久末弥生著『考古学のための法律』 編集担当
【各地から】
茨城県 陸平をヨイショする会 陸平をヨイショする会
【史跡紹介】
奈良県 唐古・鍵遺跡 小貫 充
【連載講座】
古代寺院と歴史 第6回(最終回) 小笠原好彦
【講演会から】
鉄道情報誌にみる陵墓 白谷朋世
【和島誠一賞】
事務局
【口絵解説】
鞆の浦 岡本純夫
- 明日への文化財 79号 2018年7月発行
- 【明日への扉】
観光と文化財の活用 大竹憲昭
特集 縄文時代遺跡の整備と保存運動
縄文時代遺跡の保存・整備・活用(総論) 勅使河原 彰
北黄金貝塚の保存・整備・活用 青野友哉
宮畑遺跡の保存と整備 新井達哉
加曽利貝塚の保存と整備 西野雅人
東京都指定史跡新山遺跡と整備事業について
保存・活用の新たなる試み 上原健弥
国史跡・阿久遺跡の保存と整備 三上徹也
史跡東名遺跡の保存と活用、そして整備 西田 巌
【史跡紹介】
「史跡伊勢堂岱遺跡」四つの環状列石 榎本剛治
【書評】
『さらにわかった! 縄文人の植物利用』 奈良忠寿
【各地から】
大分 宇佐市立平和ミュージアム(仮称)
をめぐる諸問題について 用松律夫
【連載講座】
古代寺院と歴史 第5回 小笠原好彦
【口絵解説】
縄文の漆 下宅部遺跡 千葉敏朗
- 明日への文化財 78号 2018年4月発行
- 【明日への扉】
考古学者豊元國 小伝 後藤研一
特集 次代に引き継ぐ文化財保存運動
明日への文化財保存運動の引き継ぎ 橋本博文
文化財の人材育成と大学・行政の連携
―近畿地区考古学大学連絡協議会の試み― 坂井秀弥
学生が魅せる考古学
―京都の博物館展示の取り組み― 朝井琢也
高校考古の課題と可能性
―特に遺跡・遺物の保存と活用の観点から― 市元 塁
黒耀石に未来を託して
―地域と世界をつなぐミュージアム― 大竹幸恵
火焔街道博学連携プロジェクトの十五年 金子和宏・ 山本哲也
小学生が発見した前方後円墳 濵 慎一
「市民総学芸員化」の取り組みと展開 小池岳史
【史跡紹介】
史跡今山遺跡 ―弥生時代の一大石斧製作址― 森 貴教
【書評】
藤森英二著『信州の縄文時代が実はすごかったという本』 三上徹也
今尾文昭・高木博志編『世界遺産と天皇陵古墳を問う』 松田 度
【連載講座】
古代寺院と歴史 第4回 小笠原好彦
- 明日への文化財 77号 2018年1月発行
- 【明日への扉】
障害者・高齢者のための遺跡見学会の試み 石部正志
特集 弥生遺跡の整備と保存運動
弥生集落と史跡整備(総論) 小笠原好彦
古津八幡山遺跡の保存と整備 相田泰臣
大塚・歳勝土遺跡(環濠集落と方形周溝墓群) 小宮恒雄
特別史跡登呂遺跡の保存と整備 岡村 渉
唐古・鍵遺跡の保存と整備 藤田三郎
池上曽根遺跡の保存・整備・活用 塚本浩司 秋山浩三
史跡妻木晩田遺跡の保存・整備・活用 濵田竜彦
長崎県壱岐島 原の辻遺跡の整備と活用 松見裕二
種子島 広田遺跡の保存と整備 石堂和博
【書評】
『吉野ヶ里 遺跡はこうして残った』 勅使河原 彰
『文化財保存70年の歴史』 和島 明
【各地から】
松山市文京遺跡の保存と整備 吉田 広
【連載講座】
古代寺院と歴史 第3回 小笠原好彦
【講演会から】
考古学ニュースと報道の百四十年 今井邦彦
【追悼】
芳賀陽先生を悼む 十菱駿武 森田勝三
【第18回和島誠一賞】 事務局
- 明日への文化財 76号 2017年1月発行
- 【明日への扉】
古墳公園の保存、活用を考える
~会津坂下町杵ガ森古墳の経験から~ 澤田秀美
特集 古墳の整備と保存運動
古墳の保存・整備・活用(総論) 橋本博文
高尾山古墳の現状保存、原形復帰と都市計画道
(沼津南一色線)建設の両立を目指して 瀬川裕市郎
氷見市柳田布尾山古墳の保存と整備 大野 究
史跡宝塚古墳の保存と整備 下村登良男
私市円山古墳の保存運動とその後の整備 三好博喜
岩橋千塚古墳群の保存と活用 萩野谷正宏
埼玉稲荷山古墳の保存と整備 杉﨑茂樹
飛鳥の景観は守れるのか
-キトラ古墳周辺地区に観る- 久世仁士
【史跡紹介】(口絵解説)
史跡乙訓古墳群 -復元整備された恵解山古墳- 山元輝雄
【書評】
『古市古墳群をあるく 巨大古墳・全案内』 安村俊史
【連載講座】 古代寺院と歴史 第2回 小笠原好彦
【第17回和島誠一賞】 事務局
- 明日への文化財 75号 2016年7月発行
- 特集 古代の都市と官衙
難波宮と大化改新 吉川真司
難波宮造営と古代の難波 小笠原好彦
下寺尾官衙遺跡群の調査と保存 大村浩司
川崎市橘樹官衙遺跡群の保存と活用 栗田一生
泉官衙遺跡の保存と活用 -震災復興と文化財- 藤木 海
【史跡紹介】 「国史跡斎宮跡」
~現代によみがえった平安時代のすがた 大川勝宏
【書評】 『平城京の謎』 野尻幸男
【連載講座】 古代寺院と歴史 第1回 小笠原好彦
【陵墓報告】 渋谷向山古墳 (現景行天皇陵)の
限定公開と立入り調査 松田 度
【明日への扉】 爽やかな汗で繋ぐ嶺岡牧再生
-歴史文化遺産再生マネジメントヘの道- 日暮晃一
【追悼】 椚 國男先生のご逝去を悼む
-『多摩考古』 ともに歩まれた道のリ- 河合英夫
【口絵解説】 荊州の一日 橋本芳一
- 明日への文化財 74号 2016年1月発行
- 【口絵と解説】 尖石遺跡(与助尾根遺跡) 勅使河原 彰
【明日への扉】 前方後円墳は左右対称図形なのか
-急がれる外形研究基準の国際的規格- 宮川 徏
特集 戦争遺跡 戦後70年を迎えて
戦後70年を迎えた戦争遺跡の調査研究と保存運動 十菱駿武
沖縄県の戦争遺跡調査研究の成果と今後の課題 池田榮史
高知海軍航空隊跡の保存と活用 出原恵三
東久留米市における戦争遺跡の旧跡指定 山﨑 丈
京都の戦争遺跡 -家庭用防空壕と伝統産業- 木立雅朗
消えていく戦争 70年目のタチソ 橋本 徹
【連載講座】 縄文の話 第10回(最終回) 勅使河原 彰
【書評】
『近代日本の戦争遺跡研究 -地域研究の新視点-』 金井安子
『百舌鳥古墳群をあるく -巨大古墳・全案内』 野崎貴博
【追悼】
文化財保存運動を通して鈴木良先生から学んだこと 杉田 義
【第16回和島誠一賞】
- 明日への文化財 73号 2015年7月発行
- 【口絵と解説】 中国・洛陽を訪ねて 小宮みち江
【明日への扉】 考古学と学術用語 小笠原好彦
特集 歴史的町並み保存
高梁市における歴史を活かしたまちづくり 三浦孝章
東近江市五個荘金堂の近江商人屋敷とまちなみ 竹内真須美
出雲市 史跡田儀櫻井家たたら製鉄遺跡と関連遺跡群 野坂俊之
【史跡紹介】 鬼ノ城 平井典子
【連載講座】 縄文の話 第9回 勅使河原彰
【書評】 稲田孝司『日本とフランスの遺跡保護』 小笠原好彦
【陵墓報告】 御廟野古墳(天智天皇山科陵)を考える 松田 度
【投稿】 日本一美しい民家“大和棟"が消える たなかいっこう
- 明日への文化財 72号 2015年2月発行
- 特集 甘粕 健先生追悼
甘粕先生の古墳時代研究
-前方後円墳の形態と尺度を中心に- 新納 泉
王宮からみた倭王権の成立過程 古市 晃
《戦跡でもあった百舌鳥古墳群》
-戦後の文化財保存運動のはじまりと甘粕健さんとの出会い-
宮川 徏
文化財保存運動の先達・甘粕健先生の足跡 橋本博文
新潟大学旭町学術資料展示館開催
『甘粕健先生の足跡展』ギャラリートーク 橋本博文・宮川 徏
連載講座
縄文の話 第8回 勅使河原 彰
史跡散策
赤城山南麓の大室古墳群と赤堀茶臼山古墳を歩く 前原 豊
第15回和島誠一賞
文化財保存全国協議会事務局
- 明日への文化財 71号 2014年7月発行
- 特集 歴史公園整備をめぐる諸問題
世界遺産平城宮跡の国営歴史公園整備と問題点 小井修一
飛鳥の史跡と歴史的景観をめぐって 小笠原好彦
史跡斎宮跡の整備と活用 伊藤久嗣
原の辻遺跡史跡整備と一支国博物館の現状と課題 安楽 勉
連載講座
縄文の話 第7回 勅使河原 彰
中国西安探訪 文全協主催 夏の遺跡見学会の参加記 石部正志
史跡散策
福岡県京都平野豊津周辺の遺跡 轟 次雄
野口王墓(天武持統合葬陵)立ち入り観察記
-二〇一三年度陵墓立ち入り観察および事後検討会報告- 橋本博文
第一四回和島誠一賞
文化財保存全国協議会事務局
- 明日への文化財 70号 2014年1月発行
- 特集 吉野ヶ里遺跡群の今日的課題
吉野ヶ里遺跡の発掘成果と史跡整備をめぐる課題 小笠原好彦
吉野ヶ里遺跡の「文化的景観」の重要性を考える
-遺跡学の視点から- 鈴木重治
吉野ヶ里遺跡とメガソーラー計画 山﨑義次
連載講座
縄文の話 第6回 勅使河原 彰
西大寺古絵図に見える池の現地比定の見直し
-奈良市学園朝日町の蒼池について- 浜 朝子
史跡紹介
県指定史跡甲府城跡の整備と活用 宮里 学
史跡散策
大森貝塚周辺の遺跡 門内政広
訃報
森浩一さんを誄す 石部正志
- 明日への文化財 69号 2013年7月発行
- 特集 古代史と文化財
『古事記』から歴史をよむ-『古事記』と日下- 平林章仁
考古学からみた『古事記』と『帝紀』と葛城氏 小笠原好彦
歴史教科書と考古学 勅使河原 彰
箸中山古墳と西殿塚古墳の立入調査 久世仁士・宮川 徏
連載講座
縄文の話 第5回 勅使河原 彰
史跡散策
ヤマト葛城・御所の古墳と遺跡を訪ねる 浜田博生
訃報
吉田晶氏の人と古代国家論と地域史 小笠原好彦
- 明日への文化財 68号 2013年2月発行
- 特集 東日本大震災と文化財
東日本大震災と文化財 十菱駿武
震災(災害)遺構や遺物の保存問題 菊池 実
東日本大震災と歴史資料保全活動
-宮城資料ネットの一年半の活動から- 蝦名裕一
第五回・一六学・協会陵墓立入り見学
春日向山古墳・山田高塚古墳の見学 小笠原好彦
連載講座
縄文の話 第4回 勅使河原 彰
遺跡紹介
新潟市古津八幡山遺跡歴史の広場 弥生の丘展示館オープン
-北陸地方北辺の弥生高地性集落- 渡邊朋和
第13回和島誠一賞
文化財保存全国協議会事務局
計報
平和のための考古学を実践された戸沢充則先生 三上徹也
甘粕さん ありがとうございました 宮川 徏
- 明日への文化財 67号 2012年7月発行
- 特集 豪族居館の整備
古墳時代豪族居館遺跡の保存・整備・活用 橋本博文
古屋敷遺跡の発掘調査成果と史跡の保存・管理、整備・活用
植村泰徳
奈良県における豪族居館関連遺跡の現状と保存への課題
坂 靖
韓国の考古学遺跡と史跡整備 小笠原好彦
連載講座
縄文の話 第3回 勅使河原 彰
遺跡紹介
秋津遺跡 松田 度
史跡散策
古市古墳群 久世仁士
- 明日への文化財 66号 2012年1月発行
- 特集 文化的景観とまちづくり
世界遺産と文化的景観 前野まさる
子供たちにつなぐ文化的景観
-世界遺産訴訟のもたらしたもの- 松居秀子
歴史的景観の保全-和歌の浦と吉野の場合- 米田頼司
奈良県五條新町のまちづくり 関西文化財保存協議会事務局
平城遷都一三〇〇年祭が終わって
-遺跡保存の観点からの検証- 杉田 義
連載講座
縄文の話 第2回 勅使河原 彰
鞆の浦見学会参加記 松島隆裕・町子
第12回和島誠一賞
文化財保存全国協議会事務局
- 明日への文化財 65号 2011年6月発行
- 特集 都城調査と整備
平城京研究のいま-遷都問題を中心に- 舘野和己
京都都市遺跡の調査と保存 山田邦和
史跡秋田城跡について 伊藤武士
ベトナムにおける都城遺跡調査と整備 菊池誠一
陵墓の保存と公開を求めて三〇年 宮川 徏
連載講座
縄文の話 第1回 勅使河原 彰
史跡散策
武蔵国府と府中古墳群 十菱駿武
遺跡紹介
史跡 御所野遺跡 菅野紀子
訃報
三重野淑子さんをしのぶ 用松律夫
- 明日への文化財 64号 2010年12月発行
- 特集 都市計画と史跡
都市計画と遺跡 宗田好史
イギリスの史跡整備 小笠原好彦
九州の弥生集落遺跡の史跡整備と活用 栗山伸司
日本人から見た韓国の緊急発掘調査 庄田慎矢
連載講座
古墳の話 最終回 石部正志
史跡散策
佐渡の歴史探訪 川上真紀子
第11回和島誠一賞
文化財保存全国協議会事務局
- 明日への文化財 63号 2010年4月発行
- 特集 1960年代の遺跡保存と藤澤長治先生
藤澤長治先生を悼む 都出比呂志
藤澤長治先生 喜谷美宣
藤澤長治先生をしのぶ 長山雅一
平城宮跡保存運動と藤澤先生 宮川 徏
藤澤長治さん 石部正志
藤澤長治さんと難波宮跡の保存運動 中尾芳治
二つの都城と郡衙調査 小笠原好彦
藤澤彰子
連載講座
古墳の話 第9回 石部正志
史跡散策
纏向遺跡群 久世仁士
- 明日への文化財 62号 2009年12月発行
- 特集 地域の再生と文化遺産
佐渡金銀山の世界遺産登録推進運動 橋本博文
三富新田の歴史と知恵に学ぶ 松本富雄
川越の蔵造りと町並み保存 荒牧澄多
鞆の浦の歴史的景観を守ろう 鞆の浦を巡る経過と最近の情勢
鞆の自然と環境を守る会 高橋善信
弥生文化博物館を守れ! 大阪府の博物館と文化財の現状、そして
大阪の文化財と博物館を考える会 小林義孝
随想
明日に生きる力 遺跡からのメッセージ 鈴木重治
連載講座
古墳の話 第8回 石部正志
史跡散策
西播磨の遺跡 岸本道昭
博物館紹介
兵庫県立考古博物館 横田 明
第10回和島誠一賞
文化財保存全国協議会事務局
訃報
今井堯氏の研究と文化財保護 小笠原好彦
- 明日への文化財 61号 2009年4月発行
- 小特集 世界遺産を考える
世界遺産登録とその課題 鈴木重治
「石見銀山遺跡とその文化的景観」の世界遺産登録 中田健一
書評
毛利和雄著『世界遺産と地域再生-問われるまちづくり-』
勅使河原 彰
自治問題
市町村合併・地方分権と文化財 椎名慎太郎
連載講座
古墳の話 第7回 石部正志
史跡散策
難波田城跡と水子貝塚を歩く 勅使河原 彰
- 60号以前の明日への文化材
- ●明日への文化財 60号 2008年9月発行
小特集 最近の史跡整備を考える
風土記の丘構想を再考する 小笠原好彦
巣山古墳の出島遺構と葬送の船 井上義光
五社神古墳と陵墓問題 二系列併存したヤマトの大王墳 宮川徏
博物館紹介
体験を通して縄文人の暮らしを学ぶ 仙台市縄文の森広場 太田昭夫
道東考古の旅 馬場信子
連載講座 古墳の話 第6回 石部正志
第9回和島誠一賞 文化財保存全国協議会事務局
●明日への文化財 59号 2008年2月発行
特集 広域遺跡の調査と保存活用-文化財を活かした町づくり-
文化的景観と町づくり 西川幸治
西都原古墳群を活かした街づくり 北郷泰道
梅之木遺跡の調査-縄文時代中期の環状集落の広域保存の事例- 佐野 隆
鈴鹿関跡 森川幸雄
重伝建関宿を包み込む鈴鹿関跡の保存へ 伊藤龍生
史跡斎宮跡の方格地割と創設期斎宮跡 倉田直純
斎宮跡国史跡指定30年と今と課題 辻 孝雄
伊賀国庁跡の保存と調査 山本雅靖
国史跡 伊勢国府跡 中森成行
松阪商人長谷川家屋敷保存の取り組み 竹林日出夫
桑名城・桑名城下町発掘10年のルール 斉藤 理
三重の戦争遺跡の現段階 岩脇 彰
三重の戦争遺跡が訴えるもの 山口謙次
第38回三重大会遺跡見学会 下村登良男
平城遷都1300年記念事業をめぐる問題点 杉田 義
E・Sモース調査-我が国古墳調査研究の原点再確認
大阪府・高安の千塚古墳群-博士の精密な石室観察に驚き
国史跡化めざし顕彰へ 田中一廣
連載講座 古墳の話 第5回 石部正志
第8回 和島誠一賞 文化財保存全国協議会事務局
●明日への文化財 58号 2007年9月発行
特集 未来を拓く博物館
イギリスの博物館 小川裕見子
地域の特徴を活かしたソフト事業の展開
-史跡保渡田古墳群とかみつけの里博物館- 内田真澄
泉州ミュージアムネットワーク 久世仁士
阪神間の博物館-その現状と課題- 森岡秀人
上野原遺跡と体験学習 新東晃一
新設博物館紹介 新潟市歴史博物館の特色と課題 小林隆幸
史跡見学コース 丹後・但馬をめぐる 寺田埋恵
連載講座 古墳の話 第4回 石部正志
訃報 門脇禎二氏を追悼する 小笠原好彦
●明日への文化財 57号 2007年3月発行
特集 貝塚から読み解く暮らしの歴史
酒詰仲男博士の貝塚研究に学ぶ 石部正志
貝塚研究の今日的意義 日暮晃一
シンポジウム
貝塚から読み解く暮らしの歴史
-千葉に密集する貝塚に迫る- 日暮晃一
千葉県の貝塚と人々の暮らし
-縄文時代の市川付近を中心として- 領塚正浩
巨大なムラ貝塚の形成背景
-千葉市加曾利貝塚の形成過程と集落構造- 阿部芳郎
近現代の貝塚にみる漁民の暮らし
-神奈川県三浦市における調査事例から- 桜井準也
千葉市貝塚群の将来を考える
-遺跡の多面的価値の高度利用を目指して- 小笠原永隆
各報告に対するコメント 遠部 慎・江原 英・尾上一明・川口友子
連載講座 古墳の話 第3回 石部正志
第7回和島誠一賞 文全協事務局
受賞の言葉 永井路子
●明日への文化財 56号 2006年9月発行
小特集 21世紀の文化財の運営と活用
ヨーロッパにおける遺跡の管理・運営・活用の現在形 粟野 隆
「平和・交流・共生」の理念が活きるNPOの活動と地域づくり
愛沢伸雄・池田恵美子
最近話題の遺跡 大隈串良 岡崎18号墳 橋本達也
博物館案内 但馬国府・国分寺館 前岡孝彰
連載講座 古墳の話 第2回 石部正志
訃報 葛野豊さんを偲ぶ 石部正志
●明日への文化財 55号 2006年6月発行
特集 巨大古墳群と民衆
巨大古墳-歴史的意義と保存・活用の論理を考える 門脇禎二
前方後円墳の被葬者像 北篠芳隆
イタスケ古墳とはどんな古墳か 宮川 徏
百舌鳥古墳群の現状と調査 樋口吉文
古市古墳群の調査と現状 伊藤聖浩
遺跡散策 百舌鳥古墳群を歩く 久世仁士
最近話題の遺跡 下野薬師寺跡史跡整備 齋藤光利
第6回和島誠一賞 文全協事務局
訃報 哀惜 松田常子さん 富岡正美
●明日への文化財 54号 2005年6月発行
特集 21世紀の文化財保存
イギリスのナショナル・トラストとネプチューン計画 小笠原好彦
マスコミと文化財保存 天野幸弘
道路問題と遺跡保存 小井修一
第28回世界遺産委員会蘇州会議報告 浜田博生・宮崎 洋
2004年秋の見学会 近江湖北の古墳・城郭・観音 小笠原好彦・沢村治郎
連続講座 古墳の話 第1回 石部正志
話題の遺跡 下宅部遺跡の調査と活用 石川正行
●明日への文化財 53号 2005年1月発行
特集 地域の自然遺産と文化遺産
高尾山の自然はなぜ守らなければならないか 小泉武栄
多摩丘陵における自然と文化財の保護 峰岸純夫
八王子城跡の荒廃化とオオタカの営巣放棄 椚 國男
名水百選真姿の池と武蔵国分寺の歴史景観を守る運動 今井 堯
吹田操車場遺跡と明和池遺跡の保存運動 範國忠士
文全協第35回八王子大会報告
遺跡散策 武蔵国分寺跡を歩く 勅使河原 彰
第5回和島誠一賞 文全協事務局
図書紹介 石部正志『考古学万華鏡』 小笠原好彦
●明日への文化財 52号 2004年6月
特集 外国の文化遺産問題と史跡整備
イラク戦争と文化遺産問題 小泉龍人
河姆渡遺跡 佐久間貴士
ベトナムの世界遺産・ホイアンの町並み 菊池誠一
アレシアと野外考古館 宮川徏
アテネとデルフィ遺跡を歩く 小笠原好彦
第5回世界考古学会議とケベック州の文化遺産・エコミュージアム 十菱駿武
文化財保護団体紹介 寝屋川の歴史と文化を考える会 小貫 充
2003年初秋の見学会 信州・縄文のふるさと巡り
話題の遺跡 竹佐中原遺跡 大竹憲昭
- 51号以前の明日への文化材
明日への文化財 51号(2004年1月)
第34回奈良大会特集号:日本の世界遺産と奈良
記念講演 難波宮と難波宮保存運動(栄原永遠男)
事例報告 奈良大好きの市民が進めた世界遺産登録の運動とその後(浜田博生)/高速道路から世界遺産・平城宮(京)を守る運動の現状と課題(小井修一)/オオヤマト古墳群の保存問題(桑原久男)/世界遺産銀閣寺バッファゾーンの保全を求めて(飯田 昭)/沖縄のグスク世界遺産登録と保全計画(當眞嗣一)/世界遺産平城宮跡と道路建設問題(清水重敦)
遺跡見学会報告 遺跡保存問題の現地をみる(杉田 義)
緊急報告 パリ・ユネスコ本部へいってきました(浜田博生)/世界遺産委員会参加報告(小井修一)
第4回和島誠一賞 (文全協事務局)
トピック 炭素で測る考古学の年代(菊池 真)
整備された史跡を見る 野毛大塚古墳から多摩川台古墳群(小泉玲子)
訃報 大野嶺夫さんを偲ぶ(小賀直樹)
明日への文化財 50号(2003年8月)
座談会 歴史教科書と考古学(石部正志・小笠原好彦・十菱駿武・石橋源一郎・山口 勇・橋本博文・川上真紀子・勅使河原 彰(司会))
高尾山天狗裁判小特集 高尾山を守る19年の運動(橋本良仁)/世界遺産に匹敵する高尾山の自然(吉山 寛)/トンネル破壊が進む国史跡八王子城(椚 國男)
2002夏の見学会 嶺南の遺跡めぐり(石部正志)
明日への文化財 49号(2003年2月)
第33回小山大会特集号:遺跡の保存と歴史学習
記念講演 文化遺産を生かした歴史学習(石部正志)
事例報告 鷲城・祇園城跡の保存整備(松島隆裕)/市民とともに学ぶ文化財(川上真紀子・木村英祐)/陸平貝塚の保存と陸平をヨイショする会(中村哲也)/青森市小牧野遺跡の保存整備と文化財学習(児玉大成)
総合討論
遺跡見学会 (小山大会の見学会コース紹介):寺野東遺跡、下野薬師寺跡、塚山古墳、根古谷台遺跡、吾妻古墳、しもつけ風土記の丘、祇園城跡、鷲城跡
注目された遺跡の概報 八幡山遺跡第13次確認調査の概要(渡邊朋和)/群馬町北谷遺跡の調査概要報告(田辺芳昭)
第3回和島誠一賞 (文全協事務局)
訃報 佐原 真氏のことごと(小笠原好彦)
明日への文化財 48号(2002年3月)
第32回佐賀大会特集号:史跡保存整備の実態と課題(品切れです)
記念講演 『卑弥呼の時代』について(吉田 晶)
事例報告 佐賀県吉野ヶ里遺跡の調査、保存、そして整備(高島忠平)/佐賀藩と反射炉(長野 暹)/池上曽根遺跡の史跡整備(久世仁士)/富山市北代遺跡の史跡整備(古川知明)/宮城県仙台城の石垣保存と艮櫓の復興問題(J.F.モリス)
遺跡の整備 大学キャンパス内遺跡の調査・保存・活用・整備ー同志社大学の場合ー(鈴木重治)/史跡池上曽根遺跡の整備(奥野尚平)/古墳の整備(石部正志)/城の整備ー河後森城ー(森 光晴)
資料館紹介 笠懸野岩宿文化資料館(小菅将夫)
第2回和島誠一賞 (文全協事務局)
明日への文化財 47号(2001年8月)
第31回米子大会、山陰の文化財特集号:
「行革」と地域の文化財保存-文化財の2000年問題
記念講演 山陰の弥生時代(藤田憲司)/田和山遺跡保存訴訟と文化財保護法の問題点(岡崎由美子)
事例報告 飛鳥からの報告(廣田仁吉)/石見銀山の保存と活用(大國晴雄)/青木遺跡の保存運動とともに(高橋竫夫)/八王子城跡と里山を守る運動(小池 清)
和島誠一賞の制定と第1回受賞者について(文全協事務局)
田和山遺跡保存運動の記録 「田和山遺跡を考える会」の活動記録から(今岡 稔)/田和山「800日」裁判の教訓(加藤 暁)/「田和山よありがとう」(田和山遺跡を見る女性たちの会)/田和山遺跡の保存と活用(石橋 博)
中世益田氏の城館調査と国指定について(木原 光)/怒江北上記(松本正孝)
訃報 嶋田 暁さんを悼む(石部正志)/文化財保存運動と古代史研究-鬼頭清明氏を追悼する-(小笠原好彦)
明日への文化財 46号(2001年5月)
第30回記念大分大会特集号:21世紀へ!史跡保存と活用
記念講演 前方後円墳と世界の王陵(都出比呂志)
事例報告 安国寺集落遺跡の保存と活用(金田信子)/川部・高森古墳群の歴史的意義(真野和夫)/史跡としての戦争遺跡(小倉正五)/大分県における環境と文化遺産の保存(後藤宗俊)/妻木晩田遺跡群の保存がついに決定(大森正治)/大和古墳群地域を世界遺産に(杉田 義)
パネルディスカッション 21世紀へ! 史跡保存と活用
「地方分権一括法案の文化財保護法改正案に関する意見書」提案の説明(十菱駿武)
追悼 野村正太郎さんを悼む(香取孝作)
明日への文化財 45号(2000年5月)
第29回新潟大会特集号:市民のための文化財-21世紀への展望
記念講演 八幡林遺跡から下ノ原西遺跡へ(佐藤 信)/曲り角に来た文化財(遺跡)保護システム(椎名慎太郎)
事例報告 栃木県の保存運動(松島隆裕)/皇子山を守る会の25年(松田常子)/道後湯築城跡保存運動の到達点(川岡 勉)/大分県における文化財保存運動の展望と課題(用松律夫)/新潟県の文化財保存運動の歴史と現状(関 雅之・甘粕 健)
明日への文化財 43・44号(1999年12月)
特集 文化財保存と埋蔵文化財行政
座談会 「最近の文化財行政」をめぐって(甘粕 健・田中義昭・小笠原好彦・鈴木重治・佐久間貴士・中井正幸・坪田幹男・十菱駿武(司会))
コラム 原因者負担制度をめぐって(椎名慎太郎)/「出土品の取扱いについて(通知)」に思う(小笠原好彦)/”遺跡の範囲”についての覚書(鈴木重治)/文化財保護法第五次改訂の問題点(椎名慎太郎)
資料 埋蔵文化財行政関係資料
博物館紹介 かみつけの里博物館(佐鳥優子)
明日への文化財 42号(1998年7月)
第28回瀬戸大会特集号:里山のいまとみらい-海上の森を自然と文化の博物館に(品切れです)
記念講演 これからの地域づくり~自然と文化財(保母武彦)
事例報告 三重まつり博の後(小玉道明)/伊奈石石切場遺跡の保存と秋川エコミュージアム構想(樽 良平)/トトロの森は、いま(永石文明)
基調報告 海上の森からの報告 海上の森の埋蔵文化財(七原恵史)/海上の森自然博物館構想(戸苅辰弥)/海上の森からの報告(加藤 昌)/討論
研究資料 戦争遺跡関連文献目録補遺(菊池 実・金井安子編)
明日への文化財 41号(1998年6月)
シンポジウム 弥生の砦・裏山遺跡と「倭国大乱」特集(品切れです)
はじめに (甘粕 健)
講演 総論・倭国大乱と高地性集落(石部正志)/高地性集落の現状と課題(森岡秀人)/北陸の高地性集落(橋本澄夫)/群馬県中高瀬観音山遺跡の保存とその活用(坂井 隆・松倉紘洋)/裏山遺跡と越後の高地性集落(関 雅之)
シンポジウム 上越市裏山遺跡の保存と活用を求める研究者・市民の声
保存運動 市民の心に刻まれた裏山遺跡(木村英祐)
研究資料 戦争遺跡関連文献目録と保存運動団体一覧(菊池 実・金井安子編)
追悼 岡本勇さんを悼む(甘粕 健)
明日への文化財 40号(1997年5月)
森の国シンポジウム’96
講演 戦国~近世初頭の南予と河後森城(内田九州男)/戦国の城と武将たち(小和田哲男)
調査報告 河後森城跡発掘調査の概要(森 光晴)
パネルディスカッション 河後森城跡の保存・活用について(甘粕 健・小和田哲男・内田九州男・森 光晴・古川林三郎・田中義昭)
保存運動その後 新山遺跡の調査から20年(井口直司)
保存運動の全国情勢 文化財保護法第四次改定について(椎名慎太郎)
明日への文化財 39号(1997年3月)
第27回神戸大会特集号:災害と文化財の未来
記念講演 災害と世界の遺跡(金関 恕)
事例報告 震災後の埋蔵文化財の調査(岡村勝行)/災害と史・資料の保存(藤田明良)/環境考古学からみた阪神・淡路大震災(高橋 学)/被災現場から(喜谷美宣)
博物館案内 大阪府立近つ飛鳥博物館 開発と保存と活用と教育と(一瀬和夫)
保存運動その後 消滅から救われた古代道路~東山道武蔵路の遺構(今井 堯)
明日への文化財 38号(1996年3月)
特集 戦後50年-戦争遺跡(品切れです)
総論 戦争遺跡の調査・研究、そして保存・活用を考えるために(菊池 実)
史跡指定された戦争遺跡 宇佐市城井1号掩体壕(用松律夫)/東大和市戦災建造物(後藤祥夫)
身近な戦争遺跡 米子市と境港市に現存する掩体壕(大村紀久子)/岡山市内に遺る戦争の爪痕(西川 宏・角田 茂)/池子弾薬庫および逗子市内の地下壕(篠田健三)/浅川地下壕と金比羅山の保存運動(十菱駿武)/旧陸軍岩鼻火薬製造所(菊池 実)/旧陸軍火薬製造所の洞窟式工場(菊池 実)/信夫山の戦争遺跡の保存活用を(斎藤康夫)
発掘された戦争遺跡 苫東基地内の戦争遺跡について(佐藤一夫)/高崎歩兵第15連隊跡の調査(菊池 実)/東部第41部隊跡の調査(菊池 実)/東久留米市における待避壕の調査(山崎 丈)/森川陣地壕の調査(當眞嗣一)
図書紹介 虎頭要塞(今井 堯)
保存運動の全国情勢 行政手続法の施行と文化財保護(椎名慎太郎)
明日への文化財 36・37号(1995年6月) 文全協結成25周年記念大会特集号
記念講演 平城京と藤原京の保存運動と研究史(鬼頭清明)
基調報告 戦後の文化財保存運動の総括と展望(石部正志)
事例報告 イタスケ古墳~文化財保存の理念をめぐるたたかい(宮川 徏)/大分県文化財保存協議会・三年の歩み(二宮淳一郎)
遺跡保存の事例 三内丸山遺跡/秋田城/平泉柳之御所跡/中高瀬観音山遺跡/石田川遺跡/寺野東遺跡/陸平貝塚/平沢遺跡/中宿遺跡/東明寺南遺跡/水子貝塚/狭山丘陵/汐留駅跡地/荒屋敷貝塚と貝塚町貝塚群/稲荷前古墳群/横根・桜井積石塚古墳群/八幡山遺跡/八幡林遺跡/鷹山遺跡群/新豊院山墳墓群/向出山古墳/岡遺跡/巨勢山古墳群/難波宮跡倉庫群/葉室一須賀古墳群/住友長堀銅吹所跡/四ッ池遺跡/車駕之古址古墳/摂津加茂遺跡/此隅山城跡/尾高浅山遺跡/三宅御土居跡/土井ヶ浜遺跡/湯築城/平塚川添遺跡/小迫辻原遺跡/吉野ヶ里遺跡
明日への文化財 35号(1994年10月)
第25回大阪大会特集号:遺跡保存とまちづくり
記念講演 河内飛鳥の一、二の特徴(山尾幸久)
基調報告 遺跡保存とまちづくり(小笠原好彦)
事例報告 寺野東遺跡の全面保存と地域の活性化(松島隆裕)/河内飛鳥の保存とまちづくり(北野利昭)/国史跡日根荘遺跡保存とまちづくり(樋野修司)/多田銀銅山の保存とまちづくり(葛野 豊)
明日への文化財 34号(1994年3月)
特集 陵墓 「陵墓」古墳の保存と公開運動の二十年(今井 堯)/見瀬丸山古墳・高屋築山古墳見学記(橋本博文)/渋谷向山古墳(景行陵) (宮川 徏)
訃報 大村俊夫氏逝去を惜しむ(田中義昭)
史跡公園案内 京都府加悦町古墳公園-ふるさと古代の丘-(佐藤晃一)
海外の保存運動 ソールズベリの軍事演習場内遺跡(新納 泉)
保存運動その後 山梨県東山遺跡群の保存と甲斐風土記の丘(末木 健)
トピック 寺野東遺跡の全面保存をめざして(松島隆裕)
文化財保護団体紹介 北九州文化財保存協議会(轟 次雄)
保存運動の全国情勢 埋蔵文化財保護行政の「規制緩和」問題(十菱駿武)
明日への文化財 33号(1993年9月) 第24回佐賀大会特集号:史跡の保存と活用
記念講演 市民のための史跡(佐原 真)
基調報告 遺跡・史跡の保存と活用(十菱駿武)
事例報告 黒曜石原産地(鷹山遺跡群)の保存と活用(大竹幸恵)/神戸市五色塚古墳の復元・整備・活用(喜谷美宣)/スカラ・ブレー遺跡の保存と活用(小笠原好彦)/吉野ヶ里遺跡の全面保存運動について(江永次男)/討論(司会 小笠原好彦・関家敏正)
資料紹介 埼玉県駿河台遺跡の発見について(森野 譲)
図書紹介 百舌鳥古墳群(今井 堯)
明日への文化財 32号(1993年3月)
座談会 自然と文化財保護の現状と展望(甘粕 健・石部正志・佐久間貴士・椎名慎太郎・戸沢充則・広井敏男・勅使河原 彰(司会))
史跡公園案内 岐阜県関市塚原遺跡公園(篠原英政)
保存運動の全国情勢 '92おおいた文化財フォーラム・湯布院/摂津多田銀銅山遺跡の保存と活用(多田銀銅山遺跡調査団)
消滅した遺跡、惜しまれる遺跡 静岡県浅羽町古新田遺跡(小笠原好彦)/服部遺跡の現状と今後の課題(入江正則)
遺跡見学ガイド 岡山県山陽町の遺跡めぐり(神原英朗)
文化財保護団体紹介 泉州の自然と文化財を守る連絡会議
トピック 伽耶文化展の話題(吉備津翔)
明日への文化財 31号(1992年3月)
特集 人類の未来と文化財保護(石部正志)/大分県文化財保存協議会設立趣意書/大分県文化財保存協議会設立宣言/湯布院におけるリゾート開発と文化財の現状(高見乾司)
保存運動の全国情勢 リゾート開発と文化財保護(椎名慎太郎)/リゾート開発による水辺景観の破壊(米田頼司)
史跡公園案内 北海道標津町ポー川史跡自然公園(椙田光明)
博物館紹介 大阪府立弥生文化博物館について(小貫 充)
保存運動その後 保存運動から十年~釈迦堂遺跡群(小野正文)
消滅した遺跡、惜しまれる遺跡 百舌鳥大塚山古墳(宮川 徏)/南堀貝塚の再調査と破壊(小宮恒雄)
文化財保護団体紹介 狭山丘陵の自然と文化財を考える連絡会議
トピック 見瀬丸山古墳 (今井 堯)
文化財保存運動史年表
明日への文化財 30号(1991年6月)
シンポジウム 弥生集落の再検討 池上曽根遺跡の調査成果(藤沢真依)/池上曽根遺跡付近の地形環境(日下雅義)/弥生集落の基本構造と池上曽根遺跡(酒井龍一)/弥生時代の集落と集落群(田中義昭)
保存運動の全国情勢 奈良における文化財・景観問題の現状(杉田 義)
保存運動その後 そして十年~皇子山古墳群保存運動から引き継がれたもの(松田常子)
論説 奈良県斑鳩町藤ノ木古墳の調査(嶋田 曉)
消滅した遺跡、惜しまれる遺跡 失われた中世・遠江一の谷中世墳墓群(平野和男)/島根県古曽志大谷一号墳の破壊について(柳浦俊一)
遺跡見学ガイド 百舌鳥古墳群(樽野美千代)
文化財保護団体紹介 難波宮址を守る会
資料紹介 帝陵発掘一件の考古学的検討(今井 堯)